総合ニュース  2006年11月13日 20:31

■神田神保町 再生を考える 理工で公開セミナー開催

「本のまち」である東京・神田神保町の再生について考える公開セミナーが10月5日、19日に理工学部駿河台校舎で開催された。

同セミナーは今年度の全国都市再生モデル調査の対象になった「本のまち=神田神保町『まちの図書館』構想づくり調査」の一環として行われた。
 5日は「神保町―街並みの変遷」をテーマに、かばん店の木内武郷さん(レオ マカラズヤ店主)が神保町がどのように変化してきたのかを、親子二代で撮った写真を使いながら話した。また19日には「古書コンシェルジュ」と題して、八木壮一さん(八木書店代表取締役)と酒井健彦さん(一誠堂書店主)が古書文化などについて対談した。
 同調査はNPO法人神田学会と、千代田区内にあり建築関係を持つ5大学(本学、明治大、法政大、東京電機大、共立女子大)の学生と教員で構成する「インターユニバーシティ神田」が協力して行っている。神田神保町周辺地区の街づくりや交通量などについて調査し、書籍販売のデジタル化などが進む中、いかに古書店などの地域の財産を残すかを提案していく。調査は7月から9カ月間にわたって行う。区の庁舎と大学の図書館をネットワークで結び、古書店とも連携させて、街のどこからでも本を探せるサービスを開始する予定。
 全国都市再生モデル調査は、政府の都市再生本部が全国の都市再生事業を支援するもの。本年度は541件の応募があり、159件が選ばれた。
 神田学会の久保金司副理事長は「このつながりを来年、再来年へとさらに続けていきたい」と語った。

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