サークルニュース  2006年08月04日 15:11

■理工航空研 鳥人間コンテスト3連覇を狙う

 日本テレビ系列の民放局が主催する「第30回鳥人間コンテスト」が7月22、23日にジ賀県の琵琶湖東岸で開催される。本学から理工学部と生産工学部の航空研究会が出場。大会目前の状況を取材した。

〈理工〉
「メーベ23」で新記録目指す
 理工学部航空研究会(清水隆浩キャプテン=機械工3)は人力プロペラ部門で、3年前と昨年に優勝、連覇を達成した(一昨年は強風のため中止)。3連覇へ向け虎視眈々(たんたん)だ。
 航空研伝統の愛称である「M〓we(メーベ)」を冠した機体は、今年で23号目。昨年8月から設計・製作を開始したが、主力となる3年生が今年は4人と少なく、個々のパーツ製作を兼任しなければならなかった。そこで、昨年の機体から流用できるパーツを使い対処した。2003年に大会記録を樹立した「メーベ20」を基本設計に、軽量化などの改良を重ねた。
 人力飛行機のエンジンとも言うべきパイロットは、山内崇さん(同)が担当。1年生の冬に指名され、トレーニングに励んできた。顧問の安部建一専任講師(機械工学実験)は「10キロを余裕でこげる脚力がある」と太鼓判を押す。昨年から折り返し飛行が採用されたが、テスト飛行で「感覚はつかんだ」という。
 清水キャプテンは「優勝以外は考えていない。やるからには大会新記録を目指す」と意欲を燃やしている。

〈生産工〉
反省点生かし学生記録挑戦 
生産工学部航空研究会(柴原直哉キャプテン=機械工3)は、前回大会の滑空機部門に6年ぶりに出場したが、21チーム中20位と振るわなかった。
 設計担当の江口雄太さん(同)は「機体のバランス、特に重心の位置が悪かった」と分析する。そこで昨年10月から設計を見直し、飛行距離を稼ぐために重心をどこに置けばいいか考えた。両翼、尾翼、コックピットのそれぞれの重量と大きさを計算し、バランス重視の機体を設計した。 
 また「昨年は最後の調整が甘く、バランスなどに手が付けられなかった」(柴原キャプテン)との反省を生かし、製作を早めた。機体はほぼ完成しており「後は細かい調整のみ」という。
 不安もある。天候に恵まれず、テスト飛行が一度しかできなかったことだ。しかしパイロットの莅戸(のぞきど)祥人さん(電気電子工2)は「問題は特にない。自信はある」という。ハンググライダーを3回経験し「飛ぶ感覚は身に付けている」からだ。
 柴原キャプテンは「今年はかなり期待できる。学生記録の300メートル超えを狙う」と自信をのぞかせた。

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