写真ニュース  2006年08月03日 20:21

■バスケ 関東大学選手権 “赤ザメ”の逆襲

 バスケットボールの第55回関東大学選手権が5月6日から21日まで、東京・代々木第2体育館などで行われ、本学レッドシャークスは決勝で法大に76―69で勝利、昨年同大会決勝で敗れた法大に雪辱を果たした。残るリーグ戦とインカレを含む大学3冠に向け、“赤ザメ”は好発進した。

 最優秀選手賞に菊地祥平主将(経済4=付属山形高)、優秀選手賞に太田敦也(文理4=千葉・市立柏高)と斎藤崇人(同3=新潟商高)が選ばれた。
 準決勝で東海大に72―65の接戦の末に勝った本学は、決勝では昨年の優勝校である法大との顔合わせになった。
 試合開始4分でセンターの太田が2ファウルでベンチへ下がったが、交代で出場した中村将大(同1=千葉・市立船橋高)が太田の穴を埋め、前半を41―38で終えた。
 第3Q、コートに戻った太田にボールを集めて着々と加点。菊地も3Pを決めるなど幅広い攻撃を見せ、10点差で第4Q。
 菊地の連続得点で勢い付くが、法大も粘りを見せる。残り5分に接触プレーで太田のコンタクトレンズが外れるトラブルもあり、2点差まで詰め寄られた。しかし斎藤が3Pを決め、最後は76―69で振り切り、昨年のリベンジを果たした。

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一回り成長した主将
 ○…「去年までの試合では好き勝手やらせてもらえた。でも今年は、自分がやらなければ…」。新主将になった菊地は固い決意を胸に今大会に挑んだ。
 コートを自在に動き、シュートを沈める本学のエース。昨年のインカレで得点王に輝き、高い確率での外角のシュートに加え、1対1でも強さを発揮する。
 しかし、裏を返せば1人で強引に持ち込むプレーが目立った。昨年の決勝では、得点力のあった呉屋貴教(2006年文理卒)と菊地のシュートを法大に封じられ、チームは機能せず崩壊。勝つためには、全員で戦わなければならないことを痛感した。
 チームの結束を高めるため、新主将はまず、選手全員のモチベーションを上げる努力をした。選手が試合前に集まり気合を入れる動き「ハドル」に、今大会からは応援席の選手も参加させた。また、昨年まで少人数で行っていた試合前日のミーティングにも、多くの仲間に参加を求め、予想される相手の攻撃の一つ一つに対策を練った。
 実際のコートで次第に成果が表れはじめた。司令塔のガードを務めた斎藤にパスが回ると、タイミングが合い、セットプレーが成功。攻撃が活性化し、チームもまとまり始めた。
 菊地個人も進化した。昨年なら強引に1対1に持ち込むような場面でも、周りを生かすプレーを実践。自分の調子が悪いときは、ディフェンスに徹するなどカバー役に回り、リズムを作る。ベンチにいるときは声を張り上げ、チームを盛り上げた。もちろん個人技は健在である。俊敏性に優れた法大のマンツーマンディフェンスを相手に、決勝では27得点を挙げ、圧倒した。
 自由奔放な選手から、チームをまとめる主将へ―。「チームが困難なときにこそ、頼られたい」。一回り大きくなったキャプテンが満面の笑みで光るトロフィーを手にした。

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