学術ニュース 2005年12月19日 15:52
■文理・商が冠講座を実施
文理、商の両学部が今秋、企業や学部校友会の寄付金で運営する「冠講座」を相次いで開講した。文理は岡村製作所と提携して就職活動に役立つ課外講座を、商は校友会の協力でOB、OG、著名人らを招いた講座を用意。それぞれ特色を打ち出そうとしている。
文理・就業意識高める
文理学部は10月21日から12月16日まで、木曜日と金曜日の4、5限目にオフィス機器や家具の販売、製造で有名な岡村製作所の寄付金で、課外講座「社会人講師による仕事研究講座」を実施した。図書館3階のオーバルホールが会場となった。全学年を対象とし、募集定員は設けなかった。しかし、課外講座のため、単位は認められていなかった。
岡村製作所から「学生のために寄付金を提供したい」という申し出があり、今回の冠講座開講が実現した。
講師にはマスコミ、経済、スポーツなどの分野で活躍する17人を、同学部の各学科が推薦する形で招いた。
講師は自己の体験に基づいた就職に関する情報を提供するほか、一般教養や面接に関する講義なども行った。さまざまな職種の就職情報を聞くことで、就業意識を向上させることを目的としている。
商・OB、OGが講義
商学部は昨年迎えた創立100周年を記念し、9月20日から同学部校友会の寄付金で運営する「キャリア形成講座」「日大商学部トップが語る経営」の二つの冠講座を実施している。両講座とも2単位が認められる。
「キャリア形成講座」は毎週木曜日の3限目に、学生の的確な職業選択と就職に必要な能力を高めることが目的。
講師には同学部のOBやOGのほか、他学部のOBらも招く。また、人事や教育、キャリア開発支援などを行っている岡崎人事コンサルタントの岡崎洋代表取締役社長や、淑徳大の北野大教授ら有名講師に講義を依頼している。
「日大商学部トップが語る経営」は毎週金曜日の3限目に、各種分野で活躍しているOB、OGを招き、開講している。受講生が講師に質問する時間も設けられており、企業の現場の話などを聞くことで、多くの情報を得ることができる。
「日大商学部トップが語る経営」を担当する福田昌義教授(ベンチャービジネス論)は「いろいろな業界の方に実際の企業経営の話をしていただき、学生に学んでほしい」と話した。
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