スポーツニュース  2005年12月19日 14:47

■空手 全日本大学選手権 2年連続団体戦V

 空手の第49回全日本大学選手権は11月20日に、大阪市中央体育館で68校が出場して行われ、本学女子は決勝で大正大を2―1で破り、2年連続5度目の団体戦優勝を果たした。優秀選手に前嶋小百合(文理4=茨城・土浦日大高)、滝本明日香(同=同)、椿小百合(同3=大阪・敬愛女子高)が選ばれた。

 準決勝の日体大戦を2―1で勝利し、大正大との決勝に進んだ。先鋒(せんぽう)の椿が積極的に技を仕掛け、6―1で勝ったが、中堅の滝本が0―6で敗れ、勝敗は大将戦にもつれ込んだ。大将の前嶋は岡野愛理(3)と対戦。上段突きでポイントを先制されたが、その後、上段突きを3回連続で決めて6―1で勝ち、優勝を決めた。

大好きな先輩と

 ○…「頑張れ!」と後ろから大好きな先輩の声が試合中の椿の背中を押した。「大丈夫。あれだけ練習したんだ。絶対に勝てる」

 昨年5月の東日本大学選手権以降、椿は前嶋という頼れる先輩とともに団体戦を戦ってきた。高校生のときにナショナルチームで一緒になって以来、強いリーダーシップを持つ前嶋を尊敬してきた。全体練習の後に二人で残って組み手の研究をした。相談を持ち掛ければいつも的確なアドバイスが返ってきた。「優しく頼れる先輩と一緒に優勝できるなら、どんなにつらい練習でもやる」。その一心が椿を支え続けた。

 迎えた決勝。相手校は1カ月前の関東大学選手権で敗れた大正大。先鋒の椿は積極的に攻めた。相手の攻撃をかわして中段を決めた。「良い中段だ」と前嶋の褒める声。椿がうなずいた。相手の反則で1ポイントを獲得し、最後は上段突きを決めた。試合が終わった瞬間、自然と涙が出た。「勝って次へつないだ。前嶋先輩が絶対に勝って優勝できる」。前嶋の上段突きが決まり、勝負が決まると、涙はもう止まらなくなった。

  「一緒に頑張った練習は裏切らない」と、優勝を振り返った。しかし、前嶋とともに戦う団体戦はこれで最後。さみしい、つらいとは言っていられない。次の目標はインカレ3連覇。今度は自分が最高学年となる。前嶋のような強いリーダーシップをとって、再び歓喜の涙を流すためこの決勝の舞台へ戻ってくる。

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