スポーツニュース  2005年07月13日 23:49

■相撲 東日本学生5連覇

 相撲の第84回東日本学生選手権は6月5日、東京・両国国技館で行われ、本学は団体で5年連続通算32回目の優勝。個人では、森友樹(経済3=鳥取城北高)が優勝した。

 本学は予選を3戦全勝13得点と、2位の東洋大、東農大の10得点を引き離して突破。予選上位8校で争われる、決勝トーナメントでは、1回戦で中大に5―0、準決勝でも日体大に5―0で勝ち、全勝で決勝戦へ進んだ。

 決勝の相手は東農大。先ぽうの森は、予選で唯一の負けを喫していたが、押し出しでまず一勝。その後も流れに乗り、最後の大将戦でも境澤賢一(経済4=鳥取城北高)が送り出しで締めくくり、5―0の完勝で優勝を決めた。

 団体戦後に行われた個人戦では5選手が出場し、4人が優秀8選手決勝トーナメントへ進んだ。準決勝からはトーナメント出場4選手が全員本学勢となり、上位3位までを独占した。決勝戦では、森が下田圭将主将(同=長崎・諫早農高)を寄り切りで下した。そのほか、吉田勝雄(同=熊本・文徳高)、境澤が3位に入賞した。

 結果は次の通り 
  
 ▽団体 (1)本学 (2)東農大 (3)東洋大、日体大
 
 ▽個人 (1)森 (2)下田 (3)吉田、境澤(いずれも本学)


森、悔しさ「バネ」に 

 ○…昨年、3年ぶりにインカレで団体優勝したメンバー全員が残っている。東日本リーグ戦は団体21連覇、個人戦になると今回のように上位を独占する。下田は世界ジュニア優勝の経験を持ち、市原孝行(経済3=埼玉栄高)は高校横綱だ。

 しかし、森には目立った成績はなかった。高校時代と特に変わった点はないが、思い切り相撲が取れるようになった。「厳しい環境が合っている」と語る。1年生の初めにはレギュラーの証でもある黒まわしをもらった。だが、大会には起用してもらえなかった。2人の同期が試合で活躍する中、悔しさをバネに少ないチャンスをものにしていった。今ではレギュラーで活躍し、個人では昨年12月の全日本選手権で準優勝を果たした。田中英壽監督が「安定していて、チームに勢いを与える存在」と評するまでに成長した。

 今大会、個人では、ベスト4まで勝ち上がろうと考え「団体で優勝すること」という気持ちで臨んだ。しかし、団体戦での2敗はすべて森のものだった。森が担う先ぽうは、団体戦においてチームに流れを呼ぶ大事な役割だ。中2週間での今大会。「疲れが取れてなく、調子が良くなかった」と言うように、2戦とも立ち合いに攻められ、足を引っ張る格好となってしまった。しかし、決勝では持ち前の速攻がさえ、チームに流れを作った。

 「団体戦で自分が負けなかったら、2年連続で完全優勝だったのに」と今大会を振り返った。11月のインカレ団体2連覇を目標に掲げ、今後の意気込みを語った。部員の意識はすでに11月へ向かっている。


入賞者コメント

下田・個人は二の次

 今大会は、団体が優勝できたので満足したし、ほっとした。やはり、第一にチームで勝つことが大きかったし、個人の成績は二の次。

 本学は、予選では硬さもあったが、決勝トーナメントからは自分たちの相撲が取れていたと思う。

 今度は11月のインカレで団体優勝し、連覇すること。そのために、今はけがをしないように練習をしていくだけ。

吉田・団体入りたい

 団体戦のメンバーを外れたことは悔しかった。その分も個人で目立って、また使ってもらえるようにと試合に臨んだ。それに、予選の同じグループに本学の選手がいなかったので、落とせないと思った。

 インカレでは、また団体のメンバーに加わって優勝したい。去年のこの大会で負けが多かったのもあるし、最後の大会なので悔いの残らないようにしたい。

境澤・連覇目指した

 昨年優勝しているので、やはりプライドはあった。体調も良く、直前の団体戦でも優勝し「個人では、2連覇を目指していこう」と試合に臨んだ。3位という結果になったが、団体で優勝し、自分は精いっぱい力を出したので悔いはない。

 これからはインカレの団体戦優勝を目指していきたい。そのために、一日一日練習を頑張って最後にいい思い出を作りたい。

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