スポーツニュース  2005年07月13日 23:20

■重量挙げ・上地 世界ジュニア3位

 重量挙げの世界ジュニア選手権が5月18日から24日まで韓国・KOR釜山で行われ、62キロ級の上地克彦(文理2=沖縄・豊見城高)がクリーン&ジャーク157キロ、トタール272キロで自身が持つ日本ジュニア記録を更新し、3位になった。

 本学の選手が同大会の表彰台に上がったのは17年ぶりの快挙。

 また、全日本学生個人選手権大会が6月3日から5日まで、大阪・羽曳野コロセアムで行われ、62キロ級で黒江将伸(生物資源科2=福島・川俣高)が3位に、105キロ級で水越康貴(同4=山梨・谷村高)が優勝した。

ひざ痛こらえ3位勝ち取る

 ○…「表彰台に上がること以外考えていなかった」。62キロ級で国内敵なしの上地だが、2回出場した世界選手権では表彰台に上がることはなかった。記録的には世界で優勝を狙える実力がありながらも、結果を出せないことが悔しかった。だからこそ今回は周りの期待に応えたかった。

 しかし、そんな思いと裏腹に昨年10月に痛めた右ひざは回復しなかった。焦りと不安を抑え、ランニングや上半身のトレーニングを重ねた。大会当日、右ひざに麻酔をかけ競技に臨むが、スナッチで記録が伸びず、周りから引き離された。しかし、これは計算通りで、苦手なスナッチでは、右ひざに負担をかけず、得意のクリーン&ジャークでの逆転を考えていた。さらに右ひざに麻酔をかけ、1回目の試技で「右ひざは大丈夫」という確信をつかんだ。右ひざの状態からすれば、持ち上がらない危険のある157キロを選択し、あえて逆転を狙った。「これを持ち上げれば、表彰台に上がれる」。その思いだけで自分の限界を超えた。

 「やっと結果を出せて、ほっとしている」と言うものの、世界で3位になったことは「全く実感がない」と笑みをこぼした。目標は五輪。北京の地でも、表彰台を狙う。

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