校友・付属校ニュース  2005年07月13日 19:03

■付属鶴ヶ丘高 豊田さんの小説映画化決定

 付属鶴ヶ丘高の豊田和真さん(2)が書いた小説「Catch a Wave」が話題になっている。4月15日に角川書店より発売され、売り切れの書店もあるほどだ。作品は映画化が決定しており、豊田さんは脚本も担当する。

 映画好きの父親に影響を受け、中学2年生から映画監督を目指し始めた。普段から物語に使えそうな言葉や題材をノートに書き留めるようにしている。

 今回の作品は高校1年生の夏休みに、映画化の見込みがある物語を作ろうと考えて、中学3年生のときに書きかけていたものを基に書き始めた。自分があこがれていたサーフィンを軸に書こうと思ったが、専門的な知識が足りないと感じて実際にサーフィンを経験した。日本プロサーフィン連盟の腰添健副理事長からアドバイスを受け、その体験から自然の怖さ、大切さを学び、作品に生かしたという。

 作品は夏休みいっぱいで書き上げ、いくつかの出版社に持って行ったが「主観と客観が混ざり合ってしまっている」と指摘され、出版契約には至らなかった。しかし一文一文を書店に並んでいる小説と比べ合わせ、主観と客観を整理したところ、角川書店で出版することが決まった。

 その後、同書店から映画化の決定を受け、脚本は小説をそのまま使う予定だった。しかし「小説を読んだ人が同じストーリーのままの映画を見てもつまらないと思うのでは」と、脚本も担当することにした。


 豊田さんの話 高校1年生の間に何か一つのことをやり遂げたかった。作品に自信がなかったわけじゃないが、これほどまで評価されるとは思ってもみなかった。素直にうれしい。

 あらすじ あこがれの湘南で初めてのサーフィンに果敢に挑む落ちこぼれ高校生3人組。初恋の人・ジュリアのために主人公・大洋は台風直後の大波に命を懸けるが…。サーファーとして自然をリスペクトしていくことを3人は学んでいく。


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豊田さんの本「Catch a Wave」の表紙

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